2014年 12月 26日
趣味の仲間
冬休みの前、リッツで家族のクリスマス会。
エントランスに
お菓子のクリスマストレイン!
素敵ね~
見ていて飽きないわ~
家族は絶賛。
SL大好きなこうさぎなので、彼もさぞかし喜んでいるかと思ったら
「・・・連結してないな。」
「え?」
「客車と連結してないよ・・・。脱線しちゃう・・・」
心配そうにポツリ。
えー・・・こんな素敵な出来栄えなのに、そんなトコロ気にする??
呆れるわたし。
車両と車両の間をよく見ると、確かに5ミリほど間が空いていて
つないではいなかった。
チョコレートでできている先頭車両と客車はとても繊細で、
作成して展示するときに一両一両慎重に置く必要があったことは想像に難くない。
連結した状態では、お砂糖の砂利の上に置きなおすことは不可能だろう。
・・・がお菓子なのだから仕方がない、とはならない。
こうさぎにとっては重要なポイントだったらしかった。
「あー(笑)わかりますねー」
後日この話をしたら、こうおっしゃったのは行きつけの鉄道模型店長。
「そういうものですか」
「細部を愛する鉄道ファンにとっては大事なところですからね。」
・・・そうなのか。
クリスマストレイン。
パティシエさんは、鉄道マニアではなかったのだろう・・・;;
こうさぎはこのほか、定規のようなものを使って列車をレールに乗せる、という作業を愛している。
まだ2歳くらいの時に初めてこの店に来て、
親切心でこの店長がレールに列車をのせてくださったのだが
「じぶんでやる!」
ときかなかった。
列車はこの店のものなので壊れては困るのだが、同志の意志の強さを察してか
こうさぎに少しやらせてみてから、「自分でやっていいよ」と店長は言ってくださった。
それ以来店に行くと、ちいさなこうさぎでも背の届きやすいレール「9番」をいつも空けてくださり、見守ってくれている。
たまに新しいアルバイトの店員さんが「まだ小さいから・・・」と断りかけることがあるが、
「彼は常連さんだから(笑)」
と説明して使わせてくださるのだった。
大人の私でも常連の店などないというのに、
2歳にして、常連さん、の称号を手に入れたこうさぎ。
「本当に好きなのがわかるんですよ」
と、今ではそのアルバイトの人もニコニコ見守ってくださる。
「いいつなげ方してますね・・・」
「列車のセレクトがなかなか渋い」
と、褒めるのが上手な人だ。
こうさぎは一生懸命彼にこれのどういうところがいいのかを説明して、うんうんとわかってくださる店員さん。
・・・ぜーんぜんわかんないわたし・・・(笑)
それでもこのような様子は微笑ましい。
みなさん立派な大人だが、このちいさな趣味仲間をあたたかく認めてくださっている。
こうさぎも話の通じる仲間を得て生き生きしている。
趣味の仲間とは良いものだなと思う。
エントランスに
素敵ね~
見ていて飽きないわ~
家族は絶賛。
SL大好きなこうさぎなので、彼もさぞかし喜んでいるかと思ったら
「・・・連結してないな。」
「え?」
「客車と連結してないよ・・・。脱線しちゃう・・・」
心配そうにポツリ。
えー・・・こんな素敵な出来栄えなのに、そんなトコロ気にする??
呆れるわたし。
車両と車両の間をよく見ると、確かに5ミリほど間が空いていて
つないではいなかった。
チョコレートでできている先頭車両と客車はとても繊細で、
作成して展示するときに一両一両慎重に置く必要があったことは想像に難くない。
連結した状態では、お砂糖の砂利の上に置きなおすことは不可能だろう。
・・・がお菓子なのだから仕方がない、とはならない。
こうさぎにとっては重要なポイントだったらしかった。
「あー(笑)わかりますねー」
後日この話をしたら、こうおっしゃったのは行きつけの鉄道模型店長。
「そういうものですか」
「細部を愛する鉄道ファンにとっては大事なところですからね。」
・・・そうなのか。
クリスマストレイン。
パティシエさんは、鉄道マニアではなかったのだろう・・・;;
こうさぎはこのほか、定規のようなものを使って列車をレールに乗せる、という作業を愛している。
まだ2歳くらいの時に初めてこの店に来て、
親切心でこの店長がレールに列車をのせてくださったのだが
「じぶんでやる!」
ときかなかった。
列車はこの店のものなので壊れては困るのだが、同志の意志の強さを察してか
こうさぎに少しやらせてみてから、「自分でやっていいよ」と店長は言ってくださった。
それ以来店に行くと、ちいさなこうさぎでも背の届きやすいレール「9番」をいつも空けてくださり、見守ってくれている。
たまに新しいアルバイトの店員さんが「まだ小さいから・・・」と断りかけることがあるが、
「彼は常連さんだから(笑)」
と説明して使わせてくださるのだった。
大人の私でも常連の店などないというのに、
2歳にして、常連さん、の称号を手に入れたこうさぎ。
「本当に好きなのがわかるんですよ」
と、今ではそのアルバイトの人もニコニコ見守ってくださる。
「いいつなげ方してますね・・・」
「列車のセレクトがなかなか渋い」
と、褒めるのが上手な人だ。
こうさぎは一生懸命彼にこれのどういうところがいいのかを説明して、うんうんとわかってくださる店員さん。
・・・ぜーんぜんわかんないわたし・・・(笑)
それでもこのような様子は微笑ましい。
みなさん立派な大人だが、このちいさな趣味仲間をあたたかく認めてくださっている。
こうさぎも話の通じる仲間を得て生き生きしている。
趣味の仲間とは良いものだなと思う。
by rosedance
| 2014-12-26 13:17
| *Cousagi*